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青山

昨日、青山のサロンに行ってきました。

経営者の方と色々話しをさせて頂きましたが、
その中で印象に残ったことが、
青山界隈が全体的に元気がなくなったということ。


仕事柄、青山周辺はよく行くのですが、
確かに、最近人の通りも少なくなったような気がしますし、
お店の入れ替わりや、
空きテナントも増えてきたような気がします。


ここ数年の不況も影響しているかもしれませんが、
最近の若い世代の消費に対しての考え方が
大きく変わってきたという裏付けなのかもしれません。


ブランド物や車などの高価なモノへの執着心がなくなったり、
カップルが家の中で過ごす機会が多かったり、
ゲーム、インターネットに時間を費やしたりなど、
様々な記事を目にすることがありますが、

確実に言えることは、僕達アラフォー世代が20代の時と
全く異なるマーケットが形成されているということです。

僕が20代前半の時は、車、服、装飾品、異性との関係、
住んでいる場所などにステータスを感じる人が
多かったような気がします。


ある意味“見栄のマーケット”が
形成されたのかもしれません。


当時は、原宿、表参道、青山周辺で何かをするということだけで、
ステータスを感じてた人もたくさんいましたし、
六本木なんかは、週末は2重駐車は当たり前で、
走行車線かなんだか分からない道路をよく目にしました。

路上では、若者達がナンパを繰り返し、
ナンパのために高価な車を購入したという人も
多かったのではないでしょうか?

そんな時代が良かったということではなく、
以前のような“見栄のマーケット”はなくなりつつあり、
単に“スポットエリアだから”という理由で人が集まり、
消費していくという時代ではなくなったということを
理解するべきだと思うのです。


青山周辺を歩くと、
たくさんのお洒落な店があります。

僕なんかは、こんなお店で食事をしたいなと
単純に思うのですが、
冷静に考えると、このエリアまで足を運び、
さらに高いお金を払って物を購入したり、
食事をするということは、
相当な理由がないといけないと思うのです。


美容業界は、原宿、表参道、青山が
流行の発信地であったのは確かです。

しかし、インターネットの普及により、
事前に嫌という程の情報を収集が可能となり、
取りあえず、新しい発見、刺激を求めて、
スポットエリアに行ってみようという人は
少なくなっています。


インターネットで事前に情報収集をして、
明確な“目的”を持っての行動をするという人が
確実に増えてきているのです。

消費欲が薄くなってきたと言われる若者達にとって、
取りあえず行ってみようか?という点で考えると、
青山は、それほど楽しめるエリアではなく、

どちらかというと、池袋のような何でもあるエリアに、
集まる傾向が大きいと思うのです。


今、原宿、青山界隈の美容室の販促は、
とても難しくなってきています。

単にブランドイメージを打ち出しただけでは、
情報武装しているユーザーには通用しないですし、
“ブランド”というステージで考えた場合、
“ルイ・ヴィトン”“グッチ”“ブルガリ“プラダ”などの
海外の有名ブランドと比較したら、
やはり色褪せてしまうでしょう。


ユーザーは、美容室に対して、
海外ブランドのイメージを求めているわけではないですし、
美容室がそこを求めたら、
美容室として成り立たなくなってしまいます。


見栄のマーケットが縮小傾向にある中で、
表面だけのブランドは通用するはずもなく、
内面からにじみ出てくるようなものが、
本物のブランドととして認知される時代だと思うのです。


僕達は、素晴らしい美容室、美容師をたくさん知っています。
その素晴らしさを伝えていくのが使命であり、
表面的な見栄っ張りな情報を伝えるのは、
美容室にとってもユーザーにとっても
不幸な結果を招くだけだと思うのです。


美容室に求められているものは何か?ということを、
改めて考え直さなければいけないと思いますし、


新たな価値の創造ということも
同時に考えなければいけない時期に
なってきたのだと思います。



青山のサロンの方と話しをして、
色々なことを考えてしまいました。。。。
by sasaki-ryosuke | 2010-03-20 12:47 | 想い・考え

アメリカ発、世界的企業が導入している「ドリームマネジメント」のセッションを日本で初めて行った佐々木亮輔のブログです。


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