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責任を果す

責任を果すということは簡単なことではありません。
何を持って責任を果すのか?と問われたら、
人それぞれ責任に対する考え方が
変わってくるのも事実です。

まず、責任を果す最低条件として
絶対に逃げないということです。

そして、
責任を果したという事実を
必ず何かの形にするということ。


これを出来ない人が多い。

責任というものを何の形にもせず、
その場から逃げてしまうのです。

起業してからも、
そんな人をたくさん見てきました。

そのような人達の共通点は、
逃げることに対して、
自分に都合の良い理由をつくるということです。

責任を果たさず逃げるということに対して、
正当な理由などあるはずがありません。

このような人達のお蔭で
苦しむ人はたくさんいるのです。

心が折れて、途中でギブアップするのは
仕方のないことかもしれません。

しかし、
その中でも最低限やるべきことはあるはずです。

それさえ行わず逃げておいて、
都合の良い理由を並べる人達を見ると、
怒りすら感じます。


ただ、振り返ってみると、
今の僕があるのは、
そんな人達の責任を被ったという
過去があったからです。

過去に、僕ほど美容業界のITという分野で
クレームを受けた人間はいないと思っています。
(前々職のことですが・・・)

全国の美容室、ディーラー、メーカーに
頭を下げて回りました。
(皆様、本当に申し訳ございませんでした。)

あの時は本当に苦しかった。

どうにもならないことに対して、
謝り続けないといけないのだから・・・

相当、色々な方々に厳しく追求されました。

当時は経営者的な立場ではなかったのですが、
会社のクレームを一身に受け止めました。

別に僕が責任感が強いとか
言いたいのではありません。

その時は僕だって逃げたいと思ってました。

でも、逃げることが出来ない。

僕が逃げたら、その責任が他の人間にいくだけで、
何の解決にもならないのです。


逃げたくても逃げられない・・・

倒れたくても、倒れることが出来ない・・・

明日のジョーで言うと、チョムチョム状態です。
(意味の通じない方、暇な時でも調べて見てください。)

そんな状態が続くと、
とにかくやるしかないと覚悟するしかないのです。

当時の経験が、自分の中で大きな糧となっています。
当事、ご迷惑をお掛けしたほとんどの方々と、
前職のビューティーナビを通じて、
再度、お付き合いすることが出来ました。

これは、本当に有難いことです。

ご迷惑を掛けたけど、
逃げずにやるだけのことをやったから
次に繋がったのだと思うのです。

当然ながら、今は全ての責任を負う立場にあります。
以前は逃げずにお詫びすることしか出来ませんでしたが、
今は必ず成果に結び付けるという
ノウハウもあります。

だから、何があっても、
やりきる自信があるのです。
野球で言えば、2ストライクを取られても
打てるという自信があるのです。
(すぐに追い込まれる傾向がありますが・・)

シュワルツネッガーが演じたターミネーターが
骨組みのような状態になっても、
ターゲットであるサラコナーを追い詰める・・・


責任を全うするという究極のイメージは、
まさにターミネーターです。

責任を全うするまで行動止めないという
プログラムがインストールされているのです。


責任から逃げる人がいれば、
責任を全うする人もいます。

責任を全うしようとする人は信頼されますし、
責任から逃れようとする人は、
当然ながら信頼を失います。

責任から逃げる人は、
目先の苦しみから逃れるということで、
楽になると勘違いします。
しかし、長期的な視点で見ると、
信頼という大きなものを失い、
自力も全くない人間になってしまうのです。

信頼を失うことだけはしたくはないものです。


そして、
常に『執念』を持って、
責任を全うしていきたいと思います。
by sasaki-ryosuke | 2010-06-04 08:59 | 想い・考え

アメリカ発、世界的企業が導入している「ドリームマネジメント」のセッションを日本で初めて行った佐々木亮輔のブログです。


by sasaki-ryosuke
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