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心の会話

相手を説得する、議論に勝つなどのテクニックはたくさんあります。
僕もそんなことが書いてある本も沢山読みました。


相手との会話の中で優位に立つことは可能です。


自分の立場を利用したり、何でも反論して相手を不利な立場に追い込んだり、
自分を守るため相手を責め続けたりなどなど…


相手にYESを言わせる誘導質問をして、
最終的にNOと言わせないテクニックもそうです。



でも、そんなことをして相手は納得いくでしょうか?



何となく丸め込められた、何か納得いかない、お前はどうなんだ?
という不満しか生まれないはずです。



仮にその場で言い負かしたと思うかもしれませんが、
心から納得しないと相手は不満しか感じないものです。



そんなものは心の会話ではありません。



ディベート大会なら別ですが、
通常の会話ではストレスしか感じないでしょう。



言い負かした方は「相手に勝った」と思うだけで、
「伝えた」とは思ってないでしょうし、
丸め込まれた相手には何も伝わらないどころか、
怒り、憎しみの感情さえ生まれる場合があります。



僕も以前は、納得しないことに対してムキになって反論したりしましたが、
最近は何を言われても受けるというスタンスを貫くようにしています。
(心がけています。。。汗)


受け身のスタンスを取ると、
自分の話したいことを話し続ける人。
自分のことを思って伝えてくれる人。
調子に乗って責め続ける人。
など相手の本音が分かってきます。



受け身のスタンスだけに冷静に判断することが出来ます。



単に責め続ける人とは距離を置けばいいですし、
自分にプラスになると思った人とは自分の想いも伝え、
心の会話をすればいいと思います。



お酒の席は感情的になるのでさらに注意しなければいけません。




僕自身、色々なお酒の席に参加することが多いのですが、
基本的にはお酒の席は楽しい場にすることに徹しています。



日中の仕事で疲れ、さらに夜も仕事の話しで語り合うのは
オヤジ世代同士であればいいですが、
自分達よりも下の世代には苦痛になる場合が多いからです。



僕自身、熱く語り合うことも好きですが、
熱く語り合うならお酒抜きで語りたいと思うのも理由の一つです。



酒の力を借りないと語れないと思われるのが嫌だからです。



もちろん、お酒の席でも語り合うこともあってもいいと思いますが
(僕は基本的に好きです。。)
勝ち負けではなく、心の会話が出来ればいいなぁと思います。



やはり、会話も、人生も、常にガチンコでなければいけないですね。



小手先のテクニックなどで相手より少し優位に立っても、
相手にとっても自分にとっても何もいいことはありません。



そんなことを繰り返しても、上っ面だけの人間になるだけでしょう。



心と心が通い合う…


そんな人間関係を築いていきたいですね。
by sasaki-ryosuke | 2013-12-06 07:25 | 想い・考え

アメリカ発、世界的企業が導入している「ドリームマネジメント」のセッションを日本で初めて行った佐々木亮輔のブログです。


by sasaki-ryosuke
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