2016年 07月 31日
「美容業界の虎」ブログPart2
美容業界の虎と言えば、ビューティガレージ野村社長です。
ご存知の方も多いかと思いますが、この度、ビューティガレージ社が東証一部上場を果たしました。
改めて、おめでとうございます!!
※少し便乗系のような気がしますが、過去に撮った野村さんとの2ショット写真
■「美容業界の虎」ブログPart1はこちら
http://sryosuke.exblog.jp/13736068/
野村さんからは本当にたくさんのことを教えて頂きましたし、たくさん可愛がって頂きました。
そして..
たくさんの叱咤激励を頂きました。(圧倒的に叱咤が多かったですが、、、汗)
野村さんは、僕にとって、経営者として物凄く尊敬している方で、人間的にも大好きな方です。
余談ですが、野村さんにそのことを伝えたら
「オレは佐々木さんのことは経営者として全然尊敬できないけど、人間的には大好きだよ。」
とキレイに返されましたが。。。汗
僕は2009年11月~2014年4月までビューティガレージグループの一員でした。
(ここでもチョット便乗系。。汗)
2009年11月に僕が会社を設立した際には、連結対象にならない19%の出資をして頂き、野村さんに社外取締役になって頂きました。
野村さんにとって初めての社外取締役が僕の会社でした。
2011年からは増資&株式交換で完全子会社化して、ビューティガレージの子会社の代表として、経営を任して頂きました。(最終的には5000万円近くも出資して頂きました)
結果的には、2013年4月に会社は吸収合併され、野村さん、ビューティガレージ社には多大なる御迷惑を掛けてしまい、期待に応えることは出来ませんでした。。
その時のことは、いまだに僕の中では辛く、苦しかった経験として、心の中に残ってます。。
そして、期待してくれた野村さん、ビューティガレージ社に対してもずっと申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
本来ならば、そんな僕が、「おめでとうございます!」
なんて言える立場ではないかもしれませんが、それでも、おめでとうございます!と言いたいです。
〝己の信ずる道を歩んでください!誰もいなくなっても、私は応援します!”
2009年に起業する前に野村さんから手帳に書いてもらったメッセージです。
少し、照れ屋の野村さんはこんなメッセージを書いたのを忘れたよ!と言うと思いますが、絶対に覚えてるはずです。
そして、野村さんはこのメッセージをずっと守ってくれました…
ビューティガレージ社の子会社の代表として経営を任され、多額の出資して頂いたにも関わらず、事業を軌道に乗せることが出来ず、赤字会社から脱することが出来ない僕に対して、野村さんから厳しいことを沢山言われました。(当然のことです。)
毎月の役員会でも相当叩かれました。
毎月役員会の日が近づくと、毎回逃げ出したい気持ちになり、時には吐きそうになりました。
毎月のBS/PLを見て、その内容を報告することを考えると、本当に憂鬱な気分になりました。
事業が軌道に乗っていれば役員会も気分良く迎えることが出来るのですが、何せ赤字会社でしたので、、
さらに、その時期はビューティガレージ社がマザーズに上場する直前だったので、そんな時期に足を引っ張ることに対して、僕自身も本当に責任を感じていました。
自分のことを重罪人とさえ思うようになりました。。
上場した後も会社を軌道に乗せることが出来ずにいると、当然ながら多くの株主を抱える上場企業なので責任問題にも発展していきます。
そんな時、野村さんは僕にこんなことを言ってくれました。
「オレは本音を言うと、佐々木さんのやっている事業なんてどうでもいいんだ。オレは佐々木亮輔という人間に投資したんだ。」
すごく嬉しかったです。泣けてきました。。
(この言葉も覚えてないって言うんだろうな、、、笑)
それと同時に、野村さんの期待に応えられない自分が本当に情けなかった。。
結局、最後まで野村さんの期待には応えられませんでした。。
最終的には僕が代表を務めた会社は吸収合併され、やはりそこでも責任問題に発展していきました。(これも上場企業でしたら当然のことです。。)
今度こそは自分が責任を取らないといけないと思い、野村さんに辞任の意向を伝えましたが、その時も...
「辞めるのが責任ではない、本当に責任を感じているなら、1年間、ビューティガレージの社員として事業を継続して軌道に乗せて欲しい」
と野村さんから言われ、1年間、ビューティガレージ社の事業責任者として事業を任されましたが、そこでも結果を出すことは出来ず、会社を去ることを決意しました。
僕は何度、野村さんの期待を裏切ってきたのだろう...
期待に応えられない無力さを痛感し、しばらく自信を持つことが出来ず苦しみました。
あんなに期待してくれて、いつも応援してくれたのに、期待に応えることが出来なかった。
本当に自分が情けなくなりました。。
〝己の信ずる道を歩んでください!誰もいなくなっても、私は応援します!”
野村さんは最後までこの言葉を守ってくれました。
でも、その言葉を僕に伝えたために、ずっと僕を見捨てることが出来ないんだろうな、、、
次第にそんなことも考えるようになりました。
野村さんにとって、僕は負荷になっていると思い始めるようになりました。。
この2ショットは、僕がビューティガレージ社に最後に出社した日の写真です。
野村さんと別れた後、電車の席に座り、改めて写真の中の野村さんの笑顔を見たら、涙が止まりませんでした。
野村さんへの感謝の気持ち、申し訳ない気持ちが全部出てきました。
恥ずかしい話しですが、1時間以上電車の中で泣いてました。
その写真を見ているだけで、涙が止まりませんでした。
今考えると、男同士肩を組み合っている2ショット写真を見て、泣いている僕の姿を周りの人達はどう思ったのでしょうか。。。汗
もしかしたらそっち系の人なのかなと思われたのかも。。。汗
今回のビューティガレージ社の1部上場を祝福すると共に、野村さんとの出会いも振り返らせて頂きました。
おめでたい話しなのに、僕の辛い、苦しい過去の話しばかり出して、申し訳ないです。。。
ただ、そんな辛い苦しい日々でしたが、あの時、学んだことは沢山ありました。
沢山の人に対して感謝の気持ちを持つことも出来ました。
人間不信になっていたのが、いつの間にか治っていましたし...
野村さんには、あれだけ迷惑を掛けたにも関わらず、いまだに快く(嫌々かな、、汗)僕に会ってくれますし、いまだに僕のことを応援してくれます。
本当に有難いです。
2005年に初めて会った時のあの怖い野村さんとこんな関係になるとは思いませんでした。
■「美容業界の虎」野村さんとの初めて出会った時のブログがコチラ
http://sryosuke.exblog.jp/13736068/
野村さんに対しては、感謝の気持ちも沢山ありますが、心のどこかで、ずっと申し訳ない気持ちでいたのも事実です。
でも、これからは申し訳ないという気持ちは一切持たずに、感謝の気持ちだけを持ち続け、できる限りの恩返しをしていきたいと思います。
一部上場企業の社長となった野村さんは、「美容業界の虎」より「美容業界の獅子」のがふさわしいかもしれません。
でも、間違っても「猫」みたいになったとは言ってはいけません。。
その時は、確実に虎の目で睨まれますよ。。。
■僕が野村さんに睨まれた時のブログはこちらhttp://sryosuke.exblog.jp/13736068/
ビューティガレージの皆さん、この度は本当におめでとうございます!
僕もビューティガレージの一員だったということに対して、あらためて誇りを持ち、その名に恥じないよう頑張っていきたいと思います。
そして、自分の夢を実現するために、常に最高の自分を目指します‼
ご存知の方も多いかと思いますが、この度、ビューティガレージ社が東証一部上場を果たしました。
改めて、おめでとうございます!!
※少し便乗系のような気がしますが、過去に撮った野村さんとの2ショット写真
■「美容業界の虎」ブログPart1はこちら
http://sryosuke.exblog.jp/13736068/
野村さんからは本当にたくさんのことを教えて頂きましたし、たくさん可愛がって頂きました。
そして..
たくさんの叱咤激励を頂きました。(圧倒的に叱咤が多かったですが、、、汗)
野村さんは、僕にとって、経営者として物凄く尊敬している方で、人間的にも大好きな方です。
余談ですが、野村さんにそのことを伝えたら
「オレは佐々木さんのことは経営者として全然尊敬できないけど、人間的には大好きだよ。」
とキレイに返されましたが。。。汗
僕は2009年11月~2014年4月までビューティガレージグループの一員でした。
(ここでもチョット便乗系。。汗)
2009年11月に僕が会社を設立した際には、連結対象にならない19%の出資をして頂き、野村さんに社外取締役になって頂きました。
野村さんにとって初めての社外取締役が僕の会社でした。
2011年からは増資&株式交換で完全子会社化して、ビューティガレージの子会社の代表として、経営を任して頂きました。(最終的には5000万円近くも出資して頂きました)
結果的には、2013年4月に会社は吸収合併され、野村さん、ビューティガレージ社には多大なる御迷惑を掛けてしまい、期待に応えることは出来ませんでした。。
その時のことは、いまだに僕の中では辛く、苦しかった経験として、心の中に残ってます。。
そして、期待してくれた野村さん、ビューティガレージ社に対してもずっと申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
本来ならば、そんな僕が、「おめでとうございます!」
なんて言える立場ではないかもしれませんが、それでも、おめでとうございます!と言いたいです。
〝己の信ずる道を歩んでください!誰もいなくなっても、私は応援します!”
2009年に起業する前に野村さんから手帳に書いてもらったメッセージです。
少し、照れ屋の野村さんはこんなメッセージを書いたのを忘れたよ!と言うと思いますが、絶対に覚えてるはずです。
そして、野村さんはこのメッセージをずっと守ってくれました…
ビューティガレージ社の子会社の代表として経営を任され、多額の出資して頂いたにも関わらず、事業を軌道に乗せることが出来ず、赤字会社から脱することが出来ない僕に対して、野村さんから厳しいことを沢山言われました。(当然のことです。)
毎月の役員会でも相当叩かれました。
毎月役員会の日が近づくと、毎回逃げ出したい気持ちになり、時には吐きそうになりました。
毎月のBS/PLを見て、その内容を報告することを考えると、本当に憂鬱な気分になりました。
事業が軌道に乗っていれば役員会も気分良く迎えることが出来るのですが、何せ赤字会社でしたので、、
さらに、その時期はビューティガレージ社がマザーズに上場する直前だったので、そんな時期に足を引っ張ることに対して、僕自身も本当に責任を感じていました。
自分のことを重罪人とさえ思うようになりました。。
上場した後も会社を軌道に乗せることが出来ずにいると、当然ながら多くの株主を抱える上場企業なので責任問題にも発展していきます。
そんな時、野村さんは僕にこんなことを言ってくれました。
「オレは本音を言うと、佐々木さんのやっている事業なんてどうでもいいんだ。オレは佐々木亮輔という人間に投資したんだ。」
すごく嬉しかったです。泣けてきました。。
(この言葉も覚えてないって言うんだろうな、、、笑)
それと同時に、野村さんの期待に応えられない自分が本当に情けなかった。。
結局、最後まで野村さんの期待には応えられませんでした。。
最終的には僕が代表を務めた会社は吸収合併され、やはりそこでも責任問題に発展していきました。(これも上場企業でしたら当然のことです。。)
今度こそは自分が責任を取らないといけないと思い、野村さんに辞任の意向を伝えましたが、その時も...
「辞めるのが責任ではない、本当に責任を感じているなら、1年間、ビューティガレージの社員として事業を継続して軌道に乗せて欲しい」
と野村さんから言われ、1年間、ビューティガレージ社の事業責任者として事業を任されましたが、そこでも結果を出すことは出来ず、会社を去ることを決意しました。
僕は何度、野村さんの期待を裏切ってきたのだろう...
期待に応えられない無力さを痛感し、しばらく自信を持つことが出来ず苦しみました。
あんなに期待してくれて、いつも応援してくれたのに、期待に応えることが出来なかった。
本当に自分が情けなくなりました。。
〝己の信ずる道を歩んでください!誰もいなくなっても、私は応援します!”
野村さんは最後までこの言葉を守ってくれました。
でも、その言葉を僕に伝えたために、ずっと僕を見捨てることが出来ないんだろうな、、、
次第にそんなことも考えるようになりました。
野村さんにとって、僕は負荷になっていると思い始めるようになりました。。
この2ショットは、僕がビューティガレージ社に最後に出社した日の写真です。
野村さんと別れた後、電車の席に座り、改めて写真の中の野村さんの笑顔を見たら、涙が止まりませんでした。
野村さんへの感謝の気持ち、申し訳ない気持ちが全部出てきました。
恥ずかしい話しですが、1時間以上電車の中で泣いてました。
その写真を見ているだけで、涙が止まりませんでした。
今考えると、男同士肩を組み合っている2ショット写真を見て、泣いている僕の姿を周りの人達はどう思ったのでしょうか。。。汗
もしかしたらそっち系の人なのかなと思われたのかも。。。汗
今回のビューティガレージ社の1部上場を祝福すると共に、野村さんとの出会いも振り返らせて頂きました。
おめでたい話しなのに、僕の辛い、苦しい過去の話しばかり出して、申し訳ないです。。。
ただ、そんな辛い苦しい日々でしたが、あの時、学んだことは沢山ありました。
沢山の人に対して感謝の気持ちを持つことも出来ました。
人間不信になっていたのが、いつの間にか治っていましたし...
野村さんには、あれだけ迷惑を掛けたにも関わらず、いまだに快く(嫌々かな、、汗)僕に会ってくれますし、いまだに僕のことを応援してくれます。
本当に有難いです。
2005年に初めて会った時のあの怖い野村さんとこんな関係になるとは思いませんでした。
■「美容業界の虎」野村さんとの初めて出会った時のブログがコチラ
http://sryosuke.exblog.jp/13736068/
野村さんに対しては、感謝の気持ちも沢山ありますが、心のどこかで、ずっと申し訳ない気持ちでいたのも事実です。
でも、これからは申し訳ないという気持ちは一切持たずに、感謝の気持ちだけを持ち続け、できる限りの恩返しをしていきたいと思います。
一部上場企業の社長となった野村さんは、「美容業界の虎」より「美容業界の獅子」のがふさわしいかもしれません。
でも、間違っても「猫」みたいになったとは言ってはいけません。。
その時は、確実に虎の目で睨まれますよ。。。
■僕が野村さんに睨まれた時のブログはこちらhttp://sryosuke.exblog.jp/13736068/
ビューティガレージの皆さん、この度は本当におめでとうございます!
僕もビューティガレージの一員だったということに対して、あらためて誇りを持ち、その名に恥じないよう頑張っていきたいと思います。
そして、自分の夢を実現するために、常に最高の自分を目指します‼
by sasaki-ryosuke
| 2016-07-31 19:13
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